2年連続の全員合格!
- 2013/03/01 18:44
- カテゴリー:日記
昨日2月28日は県立高校後期選抜の合格発表の日でした。
受験生とそのご家族にとってはもちろんのこと、
私たち塾関係者にとっても、この1年間の成果が問われる最も重要な一日と言えます。
そしてその結果は…
見事全員合格! 2年連続のパ-フェクト という喜ばしい結果となりました。
1人を除く19人が直接報告に来てくれて、最高の笑顔を見せてくれました。
本町中学校組は、わざわざ電車に乗って直接報告に来てくれたし、
12月まで通ってくれた前島君のお母様からも合格の連絡をいただきました。
渋沢校のようなポリシ-で運営している塾は決して儲かりませんから、
この歓喜の瞬間に数多く立ち会えることが、塾講師という仕事の唯一の遣り甲斐です。
この地区は他地区と比べて倍率が軒並み低かったので、
全員合格は当たり前と言えば当たり前の結果なのですが、
それでも自己採点の結果が模試の点数を大幅に下回っている子もいて、
その子の受験校が、天国からいつも見守ってくれているなっぷの出身校である伊志田高校だったこともあって、
入試の日から毎日机の上のなっぷの写真にお願いしていました。
本来は発表のあった昨日のうちにブログを更新すべきところなのですが、
全員合格が確定した瞬間にホッとして、この1月半以上無休で働いていたこともあって、
(労働基準法に定められた時間の2.5倍ぐらいかな?残業は付きませんが…〔泣〕)
昨日は早く帰宅して12時前に床に入り、お昼まで寝てしまったので、今日の更新となってしまいました。
今年は新しい入試制度の初年度ということで、過去のデ-タがあまり参考にならないという条件のもとでの受験指導でしたから、
年度の初めの頃には、大きく変わる出題形式に対応するために、「どんな教材を選ぼうか?」、
また「上位校を中心に実施される特色検査対策はどうしようか?」など、いろいろと考えてしまいましたが、
まずは8割を占めるであろう、これまでと変わらない基本的な問題で、確実に点をとることを目標として徹底演習を繰り返し、
周囲の雑音(他塾のやり方や根拠のない憶測)に惑わされなかったことが、
ほぼ全員が模試の予想点を大きく上回って来るという好結果に?がったものと思います。
なんと伊志田高校を受けた生徒の中には430点前後の高得点を取ってきた人も複数いました。
もちろん数学の授業では、高校で習う「ヘロンの公式」や「方べきの定理」、「チェバの定理」など、
知っていれば中学の数学にも応用できる内容は簡単にやっておきましたが、
某大手塾のよう不必要な難問をたくさん解かせたり、毎週のように的外れな特色模試を実施したりすることはせず、
(まあそれで別料金を搾り取るのでしょうから、それはそれで営業的には良いのでしょうが…)
特色検査を受ける子たちには土曜の午前中など通常は私の睡眠時間となっている時間を割いて、
新聞記事や「ニュ-トン」などの科学雑誌の記事を一緒に読んで、
解説しながらいろいろと計算したり、要約したりする練習をしておきました。
特色検査のあった江南の2人も、一般にできる子が通うとされている某大手塾の友達とまったく遜色のない結果を
出してきているわけですから、今回に関して栄光流の対策で十分だったと言えるでしょう。
(集団形態の大手では不可能かな?)
以下が今年の渋沢校の結果です。
〔公立高校(50音順)〕
☆足柄高校…2名
☆厚木東高校…3名
☆伊志田高校…5名
☆伊勢原高校…3名
☆西湘高校…1名
☆二宮高校…2名
☆秦野総合…2名
☆秦野曽屋高校…1名
☆平塚江南高校…2名
〔私立高校(併願を除く)〕
☆立花学園…1名(専願)
☆日大藤沢…1名(専願)
「みんな違ってみんないい」(金子みすゞ)が栄光の考え方の基本ですから、
個々のお子さんが精一杯努力をした結果であれば、どれも等しく胸を張って誇れる実績です。
したがって大手さんのように一部の上位校に進まれたお子さんのみを大きくクロ-ズアップして広告に掲載するようなことは、
絶対にしないのです。
(合格消しゴムも多少の御利益があったのかな?)
来春も今年同様みんなの笑顔が見られるように、体力と気力が続く限り頑張ろうと思っているのですが、
実は体調面に大きな問題がありまして、10年前は自転車で箱根の山を登ってもびくともしなかった心臓が
どうやら悲鳴を上げているようです。
まあ入社以来25年以上1日も体調不良で休んだことがなかったので、あちこちにガタが来るのは無理もないのですが…
長くなりましたので詳しくは次回にします。